「レンズ沼」って言葉よく目にしますけど、私はカメラを買った当初は、上達するまでキットレンズだけで楽しむつもりでいました。
でも、写真関連のSNSや書籍を見ていると、いろいろなレンズに興味が湧いてきてしまんですよね…
カメラを購入して、半年ほどでキットレンズ含めて5本のレンズを所有…
全然使いこなせてませんが( ̄▽ ̄)
これは沼にハマっているというのか。
その中でも、「買ってよかった~」と思っているお気に入りレンズがあります。
Pentax super takumar 50㎜ f1.4
「オールドレンズ」と呼ばれる、フィルムカメラの時代に作られた、マニュアルフォーカスレンズです。
オールドレンズならではの魅力を、作例と共にお伝えしていきたいと思います!
オールドレンズを買ったわけ
オールドレンズを知るきっかけ
カメラを買ってから、写真関連の書籍をよく見るようになりました。
そんな時に、こんな本と書店で出会いました。
この本は、写真学びサイト「CURBON]」が出した公式本です。
いろいろな写真の撮り方、コツなどを学べる内容になっていますが、この中でオールドレンズを使い、フレアやゴーストを入れて撮る方法が紹介されていたんです。
その記事でオールドレンズという存在を知り、作例として掲載されている、フレアが盛大に入った写真を見て、「私もこういうの撮りたい!」と思い、レンズ購入に至りました☺
オールドレンズの魅力
オールドレンズと言っても、年代やメーカーによって特徴は様々です。
たくさんあるレンズの中で、 super takumarを選んだのは、curbonの本で紹介していたから。というのも理由のひとつですが、いろいろ調べたところ、特徴が私の好みに合うと思ったからです。
フレアやゴーストが入りやすい
フレア、ゴーストというのは、逆光や半逆光での撮影で、強い光をレンズが取り込むと、虹色の光の輪(フレア)が入ったり、白く霞がかったような(ゴースト)光の写り方のことをいいます。
私が使っている super takumar は、このフレアやゴーストが入りやすいと言われていて、
このレンズを選んだ、最大の特徴がこれです‼
はー。幻想的な写真になって素敵です~
(´▽`*)♪
こういう光の入り方は、本来「失敗」とされていました。
レンズの性能が時代とともに向上していくと、逆光耐性が高まり、強い光に耐えてフレアやゴーストが出現しにくいレンズが主流となったのです。
しかし、最近では改良されたレンズでは撮れない描写が注目されるようになり、こういった写真が失敗ではなく、「撮りたい写真」となってオールドレンズが人気になっているのです。
こういうのって、画像編集ソフトを使えば、好きなように入れることもできるようですが、私は偶然を魅力に感じるし、光の入り方と格闘しながら撮ることが楽しいです♪
ほどよいバブルボケ
被写体の背景に、まるい光の玉が写っています。
「バブルボケ」「玉ボケ」と呼ばれますが、もちろん現代のレンズでもキレイなバブルボケが入った写真は撮れます。
しかし、わたし的にはsuper-takumerのほうが、バブルボケがうまく入りやすく、
ボケ方がよりフワッとするかな、と思っています。
描写の甘さ
パキッとしたシャープな描写ではなく、柔らかくふんわりレトロな印象の写り方をしてくれる所も好きなポイントです。
もちろん「撮り方」にもよりますから、それなりにシャープな写りもできます。
マニュアルフォーカスレンズなので、初心者の私はなかなかうまくピントを合わせることができず、たくさんのピンボケ写真も撮っています(;^ω^)
でも、うまく撮れたときは、上達した気がしてうれしいんですよね。
super-takumer 50㎜F1.4作例
2021.10月 鎌倉へ撮り歩きに行ったときの写真たちです!
まだまだ下手くそで、ピントがいまいち合っていなかったりですが、
古民家カフェのレトロ感と合う感じに撮れて、わたし的に満足な撮り歩きになりました!
これからも、オールドレンズをいっぱい楽しんでいきたいと思います(^^♪